天皇陛下御在位60年記念硬貨のうち、500円貨幣は発行枚数7000万枚と大変多い流通量となっています。銅75%、亜鉛を25%使用した白銅貨で、買取価格としては額面そのままを基本として、美品で800円程度までが基本となるでしょう。

1万円銀貨に関しては、直径35mm、重さ20gの純銀製となっています。貨幣の表面に描かれているのは、日の出と吉兆を表す雲「瑞雲」と「瑞鳥」です。

買取価格の相場としては額面そのままの1万円～1万5000円程度と見ておくのがよいでしょう。当時の発行枚数は1000万枚ほどあります。

そして、10万円金貨に関しては1986年に1000万枚、1987年に100万枚が作られました。直径30mm、重さ20gにも及ぶ、日本初の純金製記念金貨です。表面には「鳩」と、日本の豊かな稲作文化の源となる「水」が描かれています。

後に10万円という当時高額な額面、そして純金製という素材から目をつけられ、大規模な偽造事件が起こってしまったこともあります。

当時の被害額は107億円以上にものぼり、これ以降日本の硬貨には様々な偽造防止技術が駆使されることとなりました。取引価格は金相場が影響しやすく、10万～12万円ほどが目安となるでしょう。

このほか、10万円金貨のプルーフ貨幣版については手元に入る額としては10万～13万円ほどが見込めるでしょう。10万円金貨の2枚セットなら20万～35万、貨幣3点セットなら11万～15万円程度が相場です。状態などによっても価格は大きく異なるため保管する環境に注意しましょう。

天皇陛下御在位60年記念硬貨を売りたい！お得な買取手段とは！？

メール査定を依頼する

記念硬貨を買い取ってもらうとき、本当に値段がつくのか不安、あるいは1点しかないのに安かったら気が引けてしまうというような人もいるでしょう。そんなときにおすすめなのがメール査定です。

メール査定は、買取業者に査定して欲しい商品の写真を撮影して送信すると、その業者がいくらで買取可能か教えてもらえるサービスです。メールで送信するだけのため、時間を選ばず、平日や日中に忙しい人でも問題なく利用することができます。

基本的に無料で利用でき、買取価格に納得がいかなければキャンセルすることも可能です。もちろん値段だけ知りたいという場合にも利用できます。

相見積をおこなう

買取店から納得のいく価格を引き出すためには、1つの買取店と交渉するのではなく、複数の店から相見積もりを取ることが大切です。買取店によって販売ルートやコストなどは異なるため、その買取店が提示できる限界の価格にも違いがあります。

そこで相見積もりを取ることで、記念硬貨を最も高く買い取ってくれる店をすぐに探すことができるのです。近所の店だけでなく、宅配買取や出張買取を扱っている店など積極的に相見積もりを依頼してみましょう。また、天皇陛下御在位60年記念硬貨買取価格は日々変動するため、メール査定などを利用して同時期に取ることが大切です。

バイセル

初めて買取を依頼するなら、バイセルを利用してみるのもおすすめです。バイセルは出張査定を中心としており、電話1本ですぐに家まで来てくれます。目の前で査定してくれるため、査定内容について質問しやすく、納得したうえで買い取ってもらえるでしょう。

出張査定となると緊張してしまう人もいるかもしれませんが、バイセルはスタッフの教育もしっかりしているため安心です。また、無理な買取や失礼な対応がないように、アフターフォロー体制が整っています。相場の範囲であれば買取価格も比較的高めであるため、一度利用してみる価値はあるでしょう。

大黒屋

ネット上ではなく近所の買取店を探している場合は、大黒屋を訪れてみると良いでしょう。大黒屋はブランド品の買取で有名ですが、古銭の買取も行なっています。一部店舗に限られるため、事前に近所の店が対応しているかどうか確認してみましょう。古銭に対応した店であれば記念硬貨も問題なく扱ってもらえます。

大黒屋は全国チェーンであちこちに店舗があるのはもちろん、販売ルートも多数確保しているため、一部のコレクターが喜ぶようなニッチな需要にも対応してくれるはずです。査定も無料で行ってくれるため、気軽に利用してみましょう。