100円硬貨とは?現在の価格とその歴史

古銭の価値に悩む女性

100円貨幣は、現行のものも含めると、2019年時点で全11種類が発行されています。通常硬貨が3種類、そして記念硬貨が8種類です。使いやすい額面であることもあり、記念硬貨が豊富にあります。しかし、その分発行枚数も多いため100円硬貨買取価格が高額になるものを見極めるのは素人には至難の業といえそうです。

通常貨幣

通常貨幣は鳳凰100円銀貨、稲100円銀貨、桜100円白銅貨があります。名前の通り、それぞれ鳳凰と稲穂と桜がデザインされているのが特徴です。鳳凰と稲穂のものは材質に60%の銀が含まれています。刷られた枚数が多いために希少価値はさほどなくほぼ額面通りの値段ですが、未使用品であれば200円~800円ほどがつくことがあります。

一方、桜のものは現行貨幣だけあり、通常なら額面通りの値段になります。未使用品でも150~600円程度です。しかし、平成13年(2001年)発行のプルーフ加工したものなど、ものによっては倍の高値がつくことがあります。

記念硬貨

記念硬貨には「東京五輪記念100円銀貨」「大阪万博記念100円白銅貨」「天皇陛下御在位50年記念100円」「新幹線鉄道開業50周年記念100円白銅貨」などがあります。それぞれ未使用品でも100円~500円程度の値段だと考えてよいでしょう。

このように、通常硬貨、記念硬貨共に、発行年などによって極端に買取価格が跳ね上がるものはあまりありません。家に数百枚単位で眠っていたというのであればともかく、1枚1枚としての値段はさほど見込めないでしょう。

エラー硬貨

しかし、エラー硬貨であればまた話は変わります。印刷の位置がずれた硬貨など、ものによっては1枚数万円で取引されることもあるでしょう。エラー硬貨はエラーが大きいほど価格が跳ね上がっていきますが、わずかなずれだったとしても通常のものよりは明らかに値段が高くなります。よく注意して観察しましょう。

エラー硬貨の種類としては、たとえば影打ちエラーという両面とも同じ模様になってしまうものがあります。片面はごく普通ですが、ひっくり返すと鏡映しのように逆になった模様が見えます。このような100円硬貨は1000円~5000円ほどの値段がつくでしょう。

また、本来印刷されるべき角度から大きくずれた、角度ずれエラーもあります。ずれの角度が大きければ大きいほど希少価値が高く値段も当然高くなる傾向です。ズレが90度未満のわずかなものであれば3000円~1万円程度の値段が見込めます。100度以上のものになると、3~5万円前後がつくこともあるため要チェックです。

この他、硬貨の表面が紙をめくったように折れているものをヘゲエラー硬貨と呼びます。このヘゲエラー硬貨は見た目が美しくないこともあって、他のエラー硬貨よりも値段は控えめですが、それでも1万円ほどはつく可能性があるでしょう。

エラー硬貨はその度合いで値段が大きく変わるため、自己判断せず、必ず専門業者に見てもらうのが大切です。

100円硬貨を売りたい!お得な買取手段とは!?

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正しい価値で硬貨を売るためにも、必ず相見積もりをしましょう。1社だけで満足する値段が付く場合もあるかもしれませんが、その値段が必ずしも相場に合っているとは限りません。

3社から5社程度、同時に同じ商品について見積もりを依頼することで、その商品の実際の相場を正しく知ることができます。記念硬貨などを扱ってくれるのは古銭買取店が中心ですが、中には不当に安い値段で買い叩くような業者も存在します。

損をせず、一番良い値段で売るためにも、面倒でも相見積もりを行い、一番対応の良かったところや一番良い値段を付けてくれたところに売ることが大切です。

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