穴銭とはどういうもの?

古銭の価値に悩む女性

穴が開けられた貨幣の総称して穴銭と呼びます。身近な穴銭でいうと5円玉や50円玉がイメージしやすいでしょう。また有名な古銭は、寛永通宝や和同開珎があります。これらの古い穴銭は古銭買取業者によって取り扱いされている古銭です。

穴銭は非常に希少性が高くなかには歴史的な価値があるようなものも多数あります。しかし、その真贋はプロの目でないと正確に判別できないでしょう。実家の整理やタンスの奥から紐につながった穴銭がジャラジャラと出てきたというような話は、いろいろなところで聞かれます。もしかすると、驚くようなお宝がひっそりと眠り続けてきたのかもしれません。

穴銭や多くの古銭にはコレクターがいて、貴重なものや需要が高いものは高値でやり取りされています。しかし、残念ながら古銭コレクターといわれる人々は年々減少してしまっているのが現状です。そのため古銭を高く買取してもらうのであれば早めに古銭買取を依頼するようにおすすめします。

穴銭買取を受け付けている業者は日本中にあります。またリサイクルショップで穴銭買取していることもあるでしょう。このページではそれらの業者のなかでも信頼できる業者を二社ピックアップして紹介しています。ぜひ参考にしてください。

穴銭買取に長けている優良買取業者をBEST2!

穴銭買取を希望するものの、どの程度の価値があるのか全く分からないという人も多いでしょう。その古銭の価値に沿った価格で買取してもらうコツはたった一つ、優良な古銭買取業者を利用することです。ここでは有名な二社を厳選して紹介しました。

福ちゃん

福ちゃん

古銭買取福ちゃんは日本の古銭や旧紙幣から外国もののコインまで幅広く古銭を買取している業者です。福ちゃんの強みは他社よりも高い買取価格です。口コミでも相見積もりを取ってから福ちゃんを利用したという声がたくさん挙がりました。また懇切丁寧な説明を徹底しているため、査定結果に納得してから買取依頼することができるでしょう。

バイセル

バイセル

バイセルはここ数年で急成長した古銭を買取業者です。全国対応していて、さらに即日対応も可能。そのため遠方の家屋整理などの急いで処分したい場合にも利用することができます。現金即払いなので、不用品の処分を依頼したその日に現金化できることもあります。口コミでも処分を急いでいてバイセルを利用したという人の声が多く聞かれました。

誰でも簡単に
適正価格を知る方法!

メール査定を依頼する

メール査定がおすすめ

古銭は必ずしも古銭買取業者でないと買取してくれないわけではありません。一般的なリサイクルショップやオークションでも買取してもらうことはできます。しかし、その時に問題になるのがその古銭、価値に見合った価格で処分できるかどうかという点です。専門知識がないと相場よりも安くで取引してしまったり、悪質な業者に買い叩かれてしまったりすることもあります。古銭買取業者の査定であれば最新の情報で買取価格を知ることができるでしょう。メール査定なら手軽に買取価格を知ることができます。

相見積をおこなう

相見積がおすすめ

メール査定を受ける際に、ぜひ試していただきたいのが相見積です。古銭買取業者は全国規模で何社もあります。それぞれ得意としている分野も違うため、買取価格にも差があることもあるでしょう。試しに相見積もりを取ったら数万円の違いが出たというケースもあります。古銭を適切な価格で取引するためにも相見積もりを取っておきましょう。メール査定を利用すれば、店舗に出向く必要もありません。それぞれの古銭買取業者に写真を送るだけで手軽に相見積を取ることができます。

穴銭にも色々種類がある!?各特徴とは?

穴銭は市場の変動によって価値が変わることがあります。以下では穴銭の簡単な説明と目安となる買取価格を紹介しています。これから穴銭買取を検討している人はぜひ参考にしてください。より正確な買取価格はメール査定を利用しましょう。

和同開珎の
価値と買取価格

和同開珎は表面には「和同開珎」の文字が表記されており、裏面は無紋のものです。穴銭の中でも最も有名な銭貨の一つで、およそ1300年前の貨幣です。そのため和同開珎の価値は総じて高く、穴銭の中でもトップクラスの買取価格でしょう。買取価格に幅があるのは保存状態の一因です。さらに素材や鋳造時期で買取相場は大きく異なります。銀製の「古和同開珎」の買取価格であれば300万円をこえる売値も期待できるでしょう。

萬年通寳の
価値と買取価格

萬年通寳は和同開珎に代わる通貨として発行された穴銭です。しかし、貨幣流通の混乱を招くなど不評となって5年で鋳造が終了しました。萬年通寳の表面には「萬年通寳」の文字が表記されており、裏面は無紋。和同開珎ほどの買取価格は難しいでしょう。それでも状態が良いものなら10万円を超える買取価格も期待でき、古銭買取業者も積極的に買取しています。

神功開寳の
価値と買取価格

萬年通寳に代わる通貨として発行された穴銭で万年通宝と等価で併用されました。表面には「神功開寳」の文字、裏面は無紋です。状態が良ければ50000円前後の買取価格まで期待できるでしょう。「神功開寳」の書体には多種多様な物があり、買取価格も変動します。「縮力」という文字種であれば30~40万円まで買取価格が跳ね上がることも期待できるでしょう。

隆平永寶の
価値と買取価格

隆平永寶は皇朝十二銭のひとつで表面に「隆平永寳」の文字が表記されており、裏面は無紋です。隆平永寳の買取価格は状態によって違いますが60000円前後まで期待できるでしょう。隆平永寶かなりの高価買取が期待できる種類があり、「二水永中字」という文字タイプであれば100万円まで買取価格は期待できます。

富寿神寶の
価値と買取価格

富寿神宝は皇朝十二銭の一つであり嵯峨天皇の818年(弘仁9年)に、日本で鋳造、発行されました。表面に「富壽神寳」の文字が表記されており、裏面は無紋です。量目(重量)3g程度で、この時期から鉛が多くなって銭の質が下がっています。買取価格は10万円以上の買取価格も十分期待できるでしょう。さらに「大様寿貫」という種類ならば単体で100万円以上の買取価格も期待できます。

承和昌寶の
価値と買取価格

承和昌寶は皇朝十二銭の一つであり、元号を冠した日本最初の貨幣と言われています。表面に「承和昌寶」の文字が表記されており、裏面は無紋。品質の悪化や、銭貨が小さくなり、美品で残っているものは少なく、市場での希少性も高まっています。状態が良ければ買取価格は30万円前後まで期待できるでしょう。

長年大寶の
価値と買取価格

皇朝十二銭の一つで、皇朝十二銭のなかでも価値は高い古銭に分類されます。表面に「長年大宝」の文字が表記されており、裏面は無紋です。高い種類で状態が良ければ600,000円前後の買取価格も期待できるでしょう。並品であっても2~5万円位の買取価格は十分に期待できます。

饒益神寶の
価値と買取価格

饒益神寶皇朝十二銭の一つであり、鋳造期間は11年ほど。そのため現存数はごく少数です。皇朝銭の出土記録としては1万2000枚ほどあるなかで、饒益神宝の出土は76枚。希少価値は圧倒的に高いため、単体で200万円以上の買取価格も期待できるでしょう。状態が良くなくても数十万単位の買取価格であれば十分に期待できる古銭です。買取価格はずば抜けて高いので、饒益神寶の買取は相見積もりを必ず利用しましょう。

貞観永寶の
価値と買取価格

皇朝十二銭の一つであり、小ぶりで銅品位も下げて生産されました。この時代は百姓が銅製品を作るようになったことで銅不足となり、結果通貨の質が著しく悪くなったと言われています。文献では貞観永寶は輪郭が完全なものはないとまで揶揄されています。しかし、通貨の質が悪くとも買取価格は高く、10万円前後の買取価格も期待できるでしょう。

寛平大寶の
価値と買取価格

皇朝十二銭の一つであり、ちょうど10番目に当たります。量目は2.5g程度で表面に「寛平大寶」の文字が表記され、裏面は無紋です。寛平大寶は希少性も高く、状態が良ければ30万円前後まで期待できます。「大字」タイプが高値になりやすいものの他の種類であっても状態次第では数万単位での買取価格は十分に期待できるでしょう。

延喜通寶の
価値と買取価格

皇朝十二銭の一つであり、皇朝十二銭のなかでは最も質が悪いと言われています。そのため銭文表記が読めるものすら少数です。銅貨というよりも鉛合金といったほうが適切とされるほど品質は劣っていますが、それでも買取価格は10万円以上が期待できます。皇朝十二銭はどれもコレクター人気が高く、高値での買取を見込むことができるでしょう。

乾元大寶の
価値と買取価格

乾元大寶は最後の皇朝十二銭です。延喜通寶ほどではないものの通貨の質は悪く、銭文が読めないものも多くあります。しかし、質が悪くても価値は皇朝十二銭の中で饒益神寶次ぐ高さです。状態や種類によっては200万円前後で買取されることもあるでしょう。これは古銭のなかでもトップクラスの高価買取です。

永楽通寶の
価値と買取価格

永楽通寶は室町時代に日明貿易にて大量にて中国から輸入された古銭です。別名永楽銭、永銭とも呼ばれています。永楽通寶の大半は明期の中国で鋳造された分を輸入して日本国内で流通させていました。永楽通寶のなかでも銅銭のものの買取価格は大体1000円前後ですが、質の良いものならば6000円程度までは期待できるでしょう。続けて永楽通寶の中でも金銭・銀銭について紹介します。

永楽通寶(銀銭・金銭)の価値と買取価格

永楽通寶には銅銭だけでなく金銭と銀銭もあります。この金銭と銀銭に関しては日本で鋳造されました。金銭と銀銭は素材の価値や希少性も高く、銅銭の買取価格が1000円前後に対して、銀銭の価値は7万前後、金銭となると100万円以上の買取価格も期待できるほどです。永楽通寶の買取価格リストは銅銭とまとめて紹介します。

天正通宝の
価値と買取価格

天正通宝とは安土桃山時代に作られていた穴銭で、皇朝十二銭以来の日本で鋳造された銭貨です。ただしこれは流通するお金としてではなく褒美用として豊臣秀吉が作りました。金銭に関して情報が無かったため、紹介するのは銀銭の買取価格ですが穴銭の中でも買取価格は高く、小字であれば15万円前後、希少価値が高い大字の天正通宝であれば、30万円以上の買取価格も期待できるでしょう。

文禄通宝の
価値と買取価格

文禄通宝は、安土桃山時代に発行され銀銭・銅銭の二種類があります。豊臣秀吉もしくは豊臣秀次によって発行されたとされている穴銭ではあるものの、流通期間が短くて詳細不明な点が多い穴銭として有名です。そのため残存数もそれほど多くなく希少性も高い穴銭となっています。買取事例が少なく、詳細な情報ではありませんが、状態が良ければ100万円以上の買取価格も期待できると言われています。

紹聖元宝の
価値と買取価格

紹聖元宝は長崎での貿易で使うために作られた長崎貿易銭の一つです。全部で8種類の長崎貿易銭が作られましたが元々は第7代皇帝の哲宗の基で作られていた穴銭をベースにして鋳造されています。金銭、銀銭、銅銭の3種が確認されていて、買取相場は銅銭だと一枚あたり数百円からです。ただし金銭となれば、数万円~数十万もの買取価格が期待できるでしょう。

慶長通宝の
価値と買取価格

慶長通宝は江戸幕府によって発行された穴銭ですが、中央政府による鋳造貨幣としては平安時代ぶりの古銭です。表面の銭文は「慶長通寳」であり、裏面は無紋。一から製造された鋳型により鋳造された物と永楽通宝を削って作られた鋳型によるものがあり、鋳造方法や書体によって価格は変わります。高いタイプの慶長通宝の買取価格は80000円位も期待できますが、基本的には2000円~6000円前後の買取価格が目安となるでしょう。

元和通宝の
価値と買取価格

元和通宝は慶長通寳と同様に正式な鋳造記録が確認されていません。そのため謎が多く鋳造時期や発行目的もあいまいで、江戸幕府が作った穴銭か、民間が作った鐚銭かどうかもはっきりしていない穴銭です。現存数も少なくて、銀銭もありますが流通している多くは銅銭です。銅銭の元和通宝の買取相場を見ても比較的に高く、単体で2~3万円以上の買取価格が期待できるでしょう。銀銭なら更に高い買取を見込むことができます。

寛永通宝の
価値と買取価格

寛永通宝は江戸時代から明治の初期までの約240年間、庶民の通貨として使われ続けた穴銭です。そのため最もメジャーな穴銭の一つといえるでしょう。ただし寛永通宝とひとくくりにされていますが、文字の形状等から100種類にも及んだ種類に細分化されており、その価値や買取価格も非常に複雑です。安い種類の寛永通宝だと数十円程度の買取価格で断られることもあるでしょう。しかし、母銭や金銭・銀銭、希少種となってくると単体で十万円以上の買取価格が期待できるようになります。ただ、銅銭の見分け方は非常に困難なので必ず専門の古銭買取業者に依頼しましょう。

宝永通寶の
価値と買取価格

宝永通宝は大銭とも呼ばれる江戸時代に鋳造された十文銭です。金銭計算に適しておらず、量目の低い銅銭であったことからも当時の評判は悪く、わずか一年足らずで通用が停止されました。1年間しか鋳造期間がなかったため現存枚数はあまり多くありません。宝永通宝の字面次第ですが、多くの場合500円~1000円前後の買取価格です。ただし「直永」と呼ばれる希少価値が高いものは1万円以上で古銭買い取り業者に買取してもらえる可能性もあります。

天保通宝の
価値と買取価格

天保通宝は慢性的な貨幣不足を解消するために発行された穴銭です。別名で天保銭とも呼ばれ、文字と形状により20種類以上に分類されています。製造された年代や地域によって少しずつデザインが異なるため、それぞれコレクションする人も存在しています。天保通宝の買取価格は子銭(通用銭)で300円~3000円位ですが、母銭(型銭)は10万円も期待できるでしょう。天保通宝も古銭の知識が無いと見分けがつきにくいため、正確な買取価格は古銭買取業者へ問い合わせる事をおすすめします。

文久永寶の
価値と買取価格

文久永寶は幕末に流通した銭貨で文久永寶の、貨幣価値は4文として通用されていました。文久永寳の多くは買取価格が数十円から数百円程度、取引価値は一枚当たり1000円前後です。文久永寶の中でもレアなものは高い買取価格が期待できます。しかし、偽物も出回っているため専門の古銭買取業者に査定してもらうようおすすめします。

平安通宝の
価値と買取価格

平安通宝は謎が多く、いまだに鋳造時期や場所も明らかになっていない古銭です。貿易用であったとも仏教と関連しているとも言われています。正様、濶縁、大様と3系統がありますが「平安通寳」の銭文が表記されているので見分けは簡単でしょう。価値は上記の慶長通宝と同程度、15000円前後で取引されています。

大世通宝の
価値と買取価格

大世通宝はかつての琉球王国において発行された穴銭で琉球三世銭の一つです。表面に【大世通寶】と刻印で見分けるのは簡単でしょう。大世通寶は日明貿易で用いた永楽通宝をもとに作成した鋳型を使っていて状態が悪いことが多く、買取価格は1000円前後にとどまることが多く数十円しかつかないこともあります。ただし状態が良ければ4000円~5000円までは期待できます。

世高通宝の
価値と買取価格

世高通宝は琉球王国において発行された穴銭で「琉球三世銭」の一つ。買取相場に関しても大世通宝と似ています。買取価格はおよそ1000円前後が多く、状態が良ければ4000円~5000円まで期待できるでしょう。状態が悪ければ数十円という買取価格になる事もあります。

金円世宝の
価値と買取価格

金円世宝は琉球王国において発行された穴銭で世高通宝と大世通宝と併せて琉球三世銭と呼ばれています。しかし、金円世宝は琉球三世銭のなかでは最も高価買取が期待できる穴銭です。金円世宝の買取価格は状態が良いものでは3万円前後、琉球王国銭貨の中では価値が高い穴銭に分類されるでしょう。

仙台通宝の
価値と買取価格

仙台通宝は江戸時代に仙台藩が製造していた地方貨幣(穴銭)の一種です。子銭か母銭で買取価格が大きく異なり、当時から簡単に見分けられるように素材が鉄なら母銭、素材が銅なら子銭とされてきました。子銭の場合は買取価格は数百円に留まりますが、母銭であれば1万を超える買取価格まで期待できるでしょう。

箱館通宝の
価値と買取価格

箱館通宝は幕末期に蝦夷松前限り通用という条件で発行された地方貨幣(穴銭)の一種です。こちらは鉄銭が通用していて、素材が鉄なら子銭で素材が銅なら母銭というように見分けることができます。子銭の買取価格は数百円に留まる程度ですが、母銭であれば1万円を超える買取価格まで期待できるでしょう。

秋田鍔銭の
価値と買取価格

秋田鍔銭は久保田藩主佐竹義堯の刀の鍔を模した穴銭で鍔銭、八卦銭とも呼ばれています。秋田鍔銭は描かれている鳳凰の尾の長さにより長尾、中尾、短尾の三種類に分類できますが、長尾と短尾の買取相場はほぼ同じ、中尾の買取価格のみ高めです。中尾なら1~2万円程の買取価格が期待できるでしょう。長尾と短尾は3000円~6000円が買取相場です。

筑前通宝の
価値と買取価格

筑前通宝はかつての福岡藩で鋳造された小判型の穴銭です。流通する許可がでなかった事から試鋳貨幣しか発行されなかったため。そもそもの発行枚数が極少。希少価値が高いため、江戸時代から発行されている穴銭のなかでは別格に高い買取価格が期待できるでしょう。筑前通宝は状態が良ければ40万円以上の買取価格も期待できます。業者によって大きく査定価格が変わるので相見積は必ず取りましょう。

琉球通宝當百の
価値と買取価格

琉球通宝は薩摩藩が文久年間琉球復興の為に鋳造した穴銭です。琉球王国が鋳造した穴銭というわけではなく、琉球通宝當百と琉球通宝半朱の二種類あります。琉球通宝當百は小判型、と琉球通宝半朱形は丸型と見た目が全然違いますので見分ける事は容易です。また、両者で価値も買取価格も異なり、琉球通宝當百は1万円前後までの買取価格が期待できます。

琉球通宝半朱の
価値と買取価格

琉球通宝とは琉球三世銭のような琉球王国で鋳造されたものではありません。薩摩藩が琉球復興のために鋳造したものです。こちらは前述の琉球通宝當百とは価値が異なり、琉球通宝當百の半額程度が相場です。状態が良ければ5000円位の買取価格であれば期待できます。

細倉当百の
価値と買取価格

細倉当百は仙台藩の細倉鉱山で発行された幕末期の地方貨幣です。鉱山のなかでの取引のために鋳造され、上下左右に細倉當百と打刻された四角形の穴銭で、細倉鉱山跡である細倉マインパークの土産店では、細倉当百を模した細倉當百最中が販売されています。高い価値のある古銭で、古銭買取においても5万円前後までの買取価格は期待できるでしょう。

盛岡銅山の
価値と買取価格

盛岡銅山は盛岡藩が発行した地方貨幣です。しかし、密鋳されたため、数が少なく詳細があまり分からない穴銭となっています。ですが、表面に盛岡銅山、裏面に百文通用の文字が刻印されているので見分けるのは容易です。盛岡銅山は発行数が非常に少ない事から買取価格は古銭の中でも非常に高い部類に入り、盛岡銅山ならば数十万単位の買取相場は十分に期待できるでしょう。

水戸虎銭の
価値と買取価格

水戸虎銭は幕末期に水戸藩で鋳造されました。大きな特徴は穴を取り囲むように虎の絵が刻印となっている点です。この刻印された虎のデザインがコレクターの間でも人気で、水戸虎銭の買取価格は状態が良ければ1万円以上の買取価格は十分に期待できるでしょう。美品であれば、それ以上の価格も期待できます。